Rがぶつかり合う3次元加工
繰り返し行われた調整の先に実現した
一体感あるなめらかなフォルム
オプティマスデンタルクリニック
Design: ozi design works
有機的で未来感のある
歯科院の受付カウンター
このカウンターのデザインは一体感です。曲げ加工を駆使しながら木下地に貼り込んでいきます。
曲げ加工の場合、計算上のR通りになりずらいこともことある為、工場内で加工しながら貼り込むことが多いです。
今回も木下地を工場に入れて作業しています。
天板や腰板の平面部になるところや直線分の曲げ加工は大きな問題もなく加工できましたが、Rがぶつかり合う角出隅部分は3次元加工となる為、隣り合うパーツとのすり合わせや組み合わせに苦労しました。
計算上の寸法でカットしてもちょっとした角度の違いや膨らみ方の違いで調整が必要で何度も繰り返し繰り返し調整しています。角の部材はボウル形状の一部をカットしたような形となっている為、一度ボウル状にプレス加工して部材をカットしています。
見た目でも手触りでも柔らかな印象を作り上げるコーリアンの特性を十二分に生かされたカウンターとなりました。