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アクリル系人工大理石とは?天然大理石との違いや特徴を解説

美しさや強度の面で優れているといわれるアクリル系人工大理石。ここでは、天然大理石とどのように異なるのか、またその特徴について解説します。

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【アクリル系人工大理石とは?】

アクリル系人工大理石とは、ベースにアクリル系の樹脂を使って作られる人工大理石のことです。

「アクリル」 という素材を耳にすることはあっても、実際にどんなものかご存じない方も多いかもしれません。アクリルとは、ガラスよりも耐衝撃性に優れたプラスチック素材のことです。一口にプラスチックといっても、その種類は100以上に上りますが、アクリルはその中でも石油由来の合成樹脂で、熱で柔らかくなり冷えると固くなる「熱可塑性樹脂」の一種です。アクリルの特徴は加工しやすく、しかも安価な点です。

【アクリル系人工大理石 の定義】

アクリル系人工大理石は人工ですが、天然大理石とどのように異なるのでしょうか?そもそも天然大理石とは、石灰岩にマグマの熱や圧力が加わって変性したものを指します。光沢があり、天然ならではの美しいデザインが特徴ですが、加工や運搬にコストがかかるため、非常に高価です。

その点、アクリル系人工大理石は量産が可能なため、コストパフォーマンスに優れています。「大理石」と呼ばれますが、基本的に素材の中に大理石を含んでいません。

また、混同されることが多いですが、人工大理石は人造大理石 とも異なります。人造大理石は樹脂ではなく、天然石の欠片をセメントなどを使ってつなぎ固めた石材のことを指します。人工大理石に比べて、天然ならではの風合いやデザインを楽しめます。

【アクリル系人工大理石の特徴】

人工大理石の主な種類はアクリル系とポリエステル系に分けられます。アクリル系はポリエステル系に比べて、透明感があり、耐水性や耐候性、耐熱性に優れているといわれています。また、曲げ加工が可能でデザインの自由性が高い点も特徴です。さらに接着が目立たないため、シームレスに加工が可能な点も魅力といえるでしょう。

アクリル系人工大理石の中でも代表格といわれるのが1965年に米国デュポン社が開発した「コーリアン®」です。加工性がとりわけ優れており、設計者やデザイナーの意図を反映したプロダクトが作りやすいことで知られています。

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インテックでは、コーリアン®をはじめ、スタロン、ハイマックス等を使用したさまざまな製品を提供しています。アクリル系人工大理石を使った床材や壁材、洗面台やワークトップを検討している方はお気軽にご連絡ください


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