クォーツ系人造大理石のトレンドは?施工事例も紹介
2024/10/05
天然大理石に近い高級感を持ち、汚れにくいのが特徴のクォーツ系人造大理石。これから商業施設の壁材や床材に使用を検討している方にとっては今後のトレンドが気になるところです。ここでは施工事例も合わせて、クォーツ系人造大理石の具体的な活用について解説します。
シーンごとの施工事例
弊社では、天然石英含有率94%のスペイン製の「サイルストーン」や、世界で最初にクォーツエンジニアドストーンを開発・製造を開始した先駆者である「シーザーストーン」を取り扱っています。
また、天然水晶を主成分とした高級人造石を使用し、天然石の風合いのままに自然素材の欠点を克服した「フィオレストーン」や米国ミネアポリスに本社を置くカンブリア社のクォーツ系人造大理石もあります。
それぞれのユニークな特徴や良さが発揮できる施工を目指しましょう。以下は弊社の施工事例です。
クォーツ系人造大理石のトレンドとは?
近年、クォーツ人造大理石のトレンドはマット仕上げ。つまり、光沢を抑えた加工方法が人気です。特に弊社でも取り扱っているフィオレストーンのマット仕上げは、どちらかというと輝きや透明感を強調してきたクォーツストーンとは逆の方向性であり、これまでは実現が難しかった柔らかな見た目や質感を演出しています。
ただ、マット仕上げの素材を選ぶときには1点注意も必要です。マット仕上げならではの質感を出すため、表面には極めて微細な凹凸があります。そのため、ツヤ仕上げに比べて、指紋跡や汚れが落ちにくいこともあることを覚えておきましょう。
また、天然大理石だと大きさや重量に限界があり、どうしてもキッチンのワークトップなどで大きなサイズを接合部なしで作り上げるのが難しい場合もあります。その点、人造大理石の利点をいかし、3,000mmを超えるサイズを使って、迫力ある空間を作り上げることが可能です。
さらに、どの業界もサステナブルな製品開発、商品販売を心がけており、クォーツ系人造大理石に関しても同じです。例えば、サイルストーンの中にはガラスなどのリサイクル材料を使用しているものがあります。また、再生可能エネルギーと再生水を燃料とするサステナブルな先端技術を活用しているものもあります。
クォーツ系人造大理石のトレンドに配慮した商業施設の施工をご検討の方はお気軽にお問合せ下さい。